エンジニアの頭の中

フリーランスエンジニアが書く技術系ブログです。

紙の書籍を自炊してKindleによる電子書籍生活に至るまで

現在では、本を読むときは電子書籍がメインとなっており、電子書籍端末として、Kindle Voyageを使用しています。最早、便利すぎてKindleが手放せない状態です。

そんな私も以前は紙の本で読書していたわけですが、紙の本から電子書籍への移行した時のこと、電子書籍生活になって感じたメリット、デメリットなどを記載していきます。

電子書籍へ移行するまでの流れ

紙の本が増えすぎた

まだ電子書籍があまり普及していなかった頃、紙の本を買って読んでいたわけですが、当時の私は月に1〜数冊程度の本を買っていました。
技術書が好きで、小説などはほとんど読みません。技術書は厚みがあり、重いものが多いので、所有する本が増えてきて、本棚が満杯になり、それでも強引に本を本棚へ収納していった結果、自宅の本棚が軋むようになってしまいました。

電子書籍への移行を決意する

このまま紙の本を増やしていったら、本棚には入りきらないし、だからといって本を処分したくなかったのです。
多分もう読まないであろう本はたくさんあるのですが、私はなぜか本だけは捨てたり、売ったりする気にはなれません。(基本的にモノをあまり持ちたくないのですが、本だけはなぜか別・・・)本が部屋の中で結構なスペースを取るようになっていました。

上記のような状態になり、電子書籍への移行を考えました。

持っていた紙の本を自炊する

自炊して電子書籍化するため、道具を揃えました。

スキャナ

一括で自炊して、電子書籍に完全移行するつもりであれば、購入するのはもったいないので、レンタルするのが良いでしょう。DMM.comなどで借りることができます。

ちなみに、自炊に使用するスキャナは、ある程度の量の紙をまとめてセットできるスキャナじゃないと効率が悪く、作業に時間がかかってしまいますので、気をつけてください。

私の場合、スキャナは仕事でも使用する機会があると思い、購入しました。私が購入したものは、Canonの以下のスキャナです。

 

Canon ドキュメントスキャナ imageFORMULA DR-C225W

当然ですが、WindowsでもMacでも使えます。スキャンしたデータをPDF化できる付属のソフトには、Evernote連携機能がついていて、スキャンした結果をEvernoteにダイレクトに保存することができましたが、その機能は一切使いませんでした(自炊には必要無かった)。

スキャナなら、自炊以外でも使用機会があると思って購入したのですが、自宅にある紙書類の電子化を行った後は、利用機会がほとんどなく、しばらくして、処分することになりました。

裁断機

裁断機は以下を使いました。 

プラス 断裁機 かんたん替刃交換 PK-513LN 裁断幅A4タテ 26-309

裁断機は、大きいものが圧倒的に効率が良いです。

小さな裁断機は、値段は安いですが、一冊を裁断するための労力は大きくなります。また、大きいものと比べて綺麗に裁断しにくいです。数十や数百の本を裁断する場合は、現実的ではないです。

さすがに裁断機は、自炊が完了した後は、使用する機会が無いだろうと思い、購入するのではなく、DMM.comでレンタルのサービスをやっているので、そこで借りました。

大きいものを一週間程度借りて、料金は数千円程度だったと思います。 

 

で、持っているほとんどの本(一部の本はは紙のまま所有しておきたかったので残した)を裁断&スキャンして、PDF化しました。スキャン後のバラバラになった本は、もちろん処分しました。

自炊の感想

自炊作業ですが、本が大量にあると結構大変で、二度とやりたくないです。(もう機会もないでしょうが)

本を裁断すること以上に、スキャンすることが大変でした。何度も紙詰まりを起こしましたし、自炊なので、PDFにした本にIndexも貼ろうとしましたが、大変すぎて途中でやめました。

自炊後は、新しく購入する本は、電子書籍が販売されていれば、そちらを買うようにしました。紙でしか販売されないものもありますが、最近はかなり減ったように感じます。

電子書籍を読むようになって感じたメリット、デメリット

3年以上の電子書籍中心の読書生活をしばらく送ってみて、感じてきた電子書籍のメリット、デメリットをまとめます。

この間、電子書籍リーダーは、Kindleを使用していますが、Kindle Paperwhiteを使用しており、後にKindle Voyageに変えています。

よって、電子書籍そのものというより、Kindleを組み合わせてのメリット、デメリットとなります。

本が部屋のスペースを取らない

当たり前ですが、本は電子データとなるため、場所を取りません。端末にデータとして入っている状態です。そうでなくてもクラウドで保管されているため、自分の書籍はいつでも手に入ります。

私はかつて、紙の書籍を本棚に詰め込みすぎて、重みで本棚の木の接合部が壊れたことがありますが、電子書籍に移行したことによって、大量の本が部屋から消え、本棚自体も廃棄しました。

これによって、部屋に空きスペースを確保することができました。

どこにいても全ての本(=知識)にアクセスできる

基本的に、本は端末にダウンロード済みの状態となっているか、そうでなくてもネットワークに繋がっていれば、クラウドからデータがダウンロード可能なので、所有するすべての本がいつでも手元にある状態となります。

つまり、自宅にいても外出していても、参照可能な本の数は変わりません。紙の本ならせいぜい1、2冊しか持ち歩けませんでした。

100冊だろうと1000冊だろうと、200グラム弱の端末に収まるのです。しかも、Kindeの場合、上着のポケットに収まるサイズなので、非常に持ち運びが楽です。

私は、技術書を購入することが多いのですが、リファレンス本などは、作業していて、ふと、あるページを見たいことが結構あります。

紙の本だと、外出時に見たい本が手元になくて困ることがありましたが、電子書籍の場合、この問題がありません。

私は、システムエンジニアなので、外出先でも本の内容を確認したいことは多く、この点は、大きなメリットとなっています。

暗いところでも本が読める

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端末にライトが付いているので、暗いところでも問題なく読書ができます。夜寝る前に部屋を暗くして本を読みながら眠くなったら寝るということをよくやってます。

Kindleの場合は、スマートフォンなどとは違い、暗いところでディスプレイを見ても、目に優しいライトになっているので、読みやすいです。ライトの明るさは調節可能です。

フォントの種類や大きさを変更することができる

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紙の本では変えようのないフォントの種類や大きさを好みに応じて変更することができます。私の場合、フォントの種類は特に変更することはありませんが、たまに文字の大きさは変更することがあります。

本の価格が安い

紙の書籍と比較すると、電子書籍の販売価格が若干安くなっている場合が多いです。

わからない英単語は英和辞書で調べる&翻訳できる

英語のお勉強のため、簡単な洋書を読むのですが、わからない単語が出てくる場合があります。でも、Kindleには英和辞書などが最初から入っているので、文字列を選択するだけで、単語の意味を調べることができます。

また、ネットワークさえ繋がっていれば、翻訳することもできます。これはかなり便利で助かってます。

電子書籍のデメリット

反対に電子書籍のデメリットと感じた点をあげていきます。

紙の本より読みにくい

やはり、紙の本と比較すると、電子機器の画面は読みやすさの点で劣っています。

電子書籍を読み始めた初期の頃は、Androidタブレット端末を使用して、電子書籍を読んでいましたが、スマートフォンのディスプレイを見ているのと変わらないため、長時間読書していると目が疲れるなどの問題がありました。

ただし、今では電子書籍リーダーを使用することで、ほぼ解決できていると感じます。

特定のページへアクセスしにくい場合がある

ページをパラパラとめくって、本の途中を開くということはできません。

電子書籍では、1ページずつ進むか、戻るか、インデックスにジャンプするか、ページ番号を指定してジャンプするかになります。

開きたいページが決まっていれば、開くのは電子書籍のほうが早いですが、なんとなくページ送りしてみるということはできません。

電池が切れる

電子機器なので、バッテリーが切れる場合があります。

ただ、KindleKoboのような、電子ペーパーを用した端末の場合、スマートフォンや通常のタブレット端末のように、電池消耗は激しくないため、充電が必要となる頻度は、決して高くないと思います。

私の場合、毎日の通勤時にKindleを使用していますが、充電は1ヶ月に1、2度程度です。充電の機会が少ないからこそ、忘れやすいです。

紙の本より発売日が遅い本がある

紙の本が先に発売されて、その1ヶ月後に電子書籍版が発売なんてことがよくあります。1ヶ月以上後から発売されることもあります。

ただ、以前と比べると、紙の本と電子書籍が同時に発売されるケースが増えてきていると感じられるようになりました。

まとめ

電子書籍推しです

メリット、デメリットまとめると、私個人的には電子書籍推しです。デメリットもあるものの、それを遥かに上回るメリットが得られると感じています。特に私のような技術書をたくさん買う人には良いんじゃないでしょうか。

ただ、一口に電子書籍といっても、利用する電子書籍リーダーによって、機能差、価格差があると思われるので、好みが変わってくるかもしれません。

また、本の種類によって、紙の本と電子書籍を使い分けるのも良いかもしれません。(まわりにそういう人はいる)

電子書籍リーダーはKindleで特に不満無し

現在は電子書籍リーダーはKindle Voyageを愛用しています。Kindle Voyageは電子書籍リーダーとしては2台目で、1台目はKindle Paperwhite(2013)を使用していました。

Kindle Paperwhiteにしても、Kindle Voyageにしても、Kindleの読書体験には、全く不満はありません。読みやすさはもちろん、端末の大きさや軽さ、バッテリーの持ちなど、どれも満足しています。

また、Kindleストア以外で購入した電子書籍Kindleで読めます。私は、オライリー社から発売されている技術書をよく購入しますが、本によって、複数のフォーマットが用意されており、Kindleで読むためのmobiファイルが提供されているものも結構あります。mobiファイルが配布されていない本の場合は、PDF形式で読んでいます。

Kindleについて

Kindleには、いくつかのモデルがあります。

さらに各モデルは「キャンペーン情報のあり/なし」と、「Wi-Fi/無料3G」の違いによって、価格が変わります。

「キャンペーン情報あり」の端末は、広告が表示される分、「キャンペーン情報無し」の端末と比較して、2000円ほど端末価格が安くなっています。また、「無料3G付き」のモデルは、Wi-Fiに接続できない環境でも、無料の3G回線を使って、ストアを閲覧したり、購入した電子書籍をダウンロードする事ができます。「無料3G付き」を選択できるモデルは、限られています。

モデル イメージ 価格帯
Kindle (Newモデル) Wi-Fi ¥8,980 - ¥10,980
Kindle Paperwhite ¥14,280 - ¥21,480
Kindle Paperwhite 32GB、マンガモデル、Wi-Fi ¥16,280 - ¥18,280
Kindle Voyage ¥23,980 - ¥31,180
Kindle Oasis バッテリー内蔵レザーカバー付属 ¥35,980 - ¥43,190

 ちなみに、私は、Kindle Voyageのキャンペーン情報無し&Wi-Fiのみ(無料3G無し)のタイプを使用しています。